最近、「これっておかしくない」って思うことはありませんか?例えば「ここ数年まともに雪が降ってないなぁ」とか、「夏ってこんなに暑かった」みたいな事です。仕舞いには暑いか寒いかの二極化になってしまい、四季も無くなり「夏か冬、時々梅雨」みたいな事になってしまうのではないかと思ってしまったりするんです。しかし私が声を大にして言いたいのは、「増えすぎなんだよ害虫たちが」って事です。
まずは蚊。いったい、「いつからいつまで飛んでんだ」って言ってやりたいですよね、ホントに。下手すりゃ、一年中飛び回ってないかって感じですよ。
まだ蚊はいいですよ、痒いのをちょっと我慢すれば治りますから。本題なのが毛虫ですよ、ケムシ。その中でも秀でてるのが、皆さんご存知のイラガです。こいつは痒いのを我慢しててもなかなか治らないし、治りかけたかなって思ったらまた再発したりで超やっかいですよね。しかし世の中、上には上がいるんですよ。そう、チャドクガ。私なんか大の苦手で、名前を聞いただけでも痒くなりますよ。こいつは、刺されてない所までブツブツが出来てしまう厄介者。しかも、掻けば掻くほどブツブツが増えて、気付けば全身痒くなってたみたいなことになりますね。
しかもこの2匹は、生息場所が限られてたはずなんです、昔は。イラガといえばモミジやカキ等、チャドクガといえばツバキやサザンカみたいな感じで。しかし問題なのがここ最近生息場所が増えたというか、無制限になっちゃったみたいなんです。何の木にでも付いてるし、下手すりゃイラガとチャドクガの共演なんてな事もあるんですよ(笑)。
昔はこんな事は無かったと思うんですけど、これも我々人類が引き起こした地球温暖化等の為ではないかと私は思うんです。壊れかけの地球を壊してしまわないように、もっと地球に優しい人間でありたいと思いながら、日々の生活をおくっていきたいと思います。
|
清水 勝史
<有限会社 清水造園> (08/11/01掲載) |
|