社長業事始

 私が社長に就いて早一年が経ちました。しばらく前から自分が社長になったらどうする?と社内革命をシュミレーションしていたのですが、実際に社長業についてみるとなかなか想像通りにはいかない事ばかりで、あっという間に時間だけ過ぎてしまいました。
 社長としての仕事はたくさんある訳ではありませんが、会社の舵取りには多くの知識、経験そして勇気と自信さらにはそれらに裏付けられた決断力が求められ、簡単には人や物を動かす事はできないものだと痛感しました。そして、人としての成熟には、多くの経験を積む時間を要するもので、一朝一夕にはできないものだと改めて実感しました。
 今は、多く方々の助けを受けながら社長業を修行している身ではありますが、日々努力を重ね一日でも早く一人前の社長と認めてもらえるようになる事を決意しています。そして、建設業受難の時期ではありますが、工夫をしながら努力を重ねていかねばと自らに言い聞かせています。地球環境問題が叫ばれる中、造園業が担う役割を自覚しその存在感を示すことは重要なポイントであることは間違いないと思います。
 私は、先見の明ある先輩諸氏によって設立され、これまで意義ある活動を行ってきた(社)北九州緑化協会の一員として参加できる事を光栄に感じ、協会の発展のため少しでも貢献できるよう力を尽くして参りたいと思いますので、今後ともご指導の程よろしくお願い致します。
 
藤永 佳宏
 <(株)九州緑化建設 代表取締役>
(10/11/27掲載)
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