平成20年9月28日、東和大学にて「ビオトープ管理士 資格試験」が行われました。北九州緑化協会からは10名以上が参加し、試験に臨みました。1級ビオトープ計画管理士、1級ビオトープ施工管理士、2級ビオトープ計画管理士、2級ビオトープ施工管理士と、それぞれ4部門の筆記試験が午前9時30分より同時に開始されました。試験時間は2時間30分。1級受験者のみ、昼休みをはさんで午後から再び2時間30分にわたり筆記試験が行われました。当協会からの受験者はそのほとんどが2級ビオトープ施工管理士の受験でしたので、試験はその日の午前中だけで終わりますが、1級ビオトープ管理士受験の場合はこの筆記試験に合格した受験者のみ、さらに面接形式の口述試験が東京都にて行われるそうです。筆記試験の内容は非常に多岐にわたるもので、生態系ピラミッドや土壌など基本的なものから、動物の足跡や魚類の生態、ひいてはカモの名前を問う問題もありました。もちろん環境関連法に関する問題も出題されていました。
これまで北九州緑化協会では月一回の頻度で、技術委員会・青年部主催でのビオトープ管理士資格試験に向けての研修会を実施してきました。上記の通り内容は広範囲にわたるものですがどれも興味を持って勉強できるものばかりでしたので、参加者は純粋に知識を得ることを楽しむことができたように思います。今年度受験されなかった協会員の方々も、ぜひ来年度に受験されることをお勧めします。
合否と採点結果の通知は、平成20年12月20日(土)付けで送付されるそうです。当協会会長 水野貞明氏を講師にむかえ、皆が一丸となって勉強してきた成果が結果として出ることを期待しています。
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菅原 猛
<菅原造園建設(株)> (08/10/01掲載) |
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