去る7月10日 L.I.Dの研修会が開催されました。
まず、小倉南区生涯学習センターで市緑政課の宗安係長に講義をいただき、その後、北九州市内で初めての施工事例である曽根東小学校・企救中学校の両校を現地視察しました。
折しも、当日は朝から、強い雨が降っていましたのでグランドの暗渠排水、池の水位、流末の時間差水量をよく観察することができした。また、池の周囲についても、保水性及び浄化を高めるために植物を植える必要性も十分理解ができました。
先に、L.I.Dを推進しておられる小出兼久先生の講義を受け、L.I.Dの基本的な考えは理解していましたが、実際に施工現場を見ると、学校や公園、宅地造成等にもこの考えが導入されますと、今まで以上に都市インフラに負担をかけない環境にやさしいまちができると思いました。
北九州市では、環境政策において先進的な取り組みがなされており、環境対応に於いて効果的なL.I.D手法が公園部門だけでなく下水道、河川、建築等の部門においても展開されることが求められるものと思います。
その為にも、我々は専門分野に係る者としてしっかりとその技術の習得に努め、より良い町つくりに貢献できればと考えています。
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水野会長の挨拶 | 「リッドとは何か」を講演中の宗安氏 |
曽根東小学校のLID | 企救中学校のLID |
曽根東小学校での現地視察 | 企救中学校での現地視察 |
小学生にむけた説明看板(曽根東小学校) |
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大神 光明
<内山緑地建設 株式会社> (09/08/01掲載)
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