平成22年1月17日(日)に市立菅生中学校体育館で開催された、福岡県綱引連盟主催の
「第4回ふれあい綱引き大会」に、当協会より、会員の混成チーム‘グリーンファイターズ’と
林造園さん主体の‘ハヤシ Z(ゼット)’の2チームが初心者一般の部に参加しました。
「日曜日の朝から綱引きかよ〜」と、もろに顔に書いた正直さが素敵な面々。
三日酔いアリ、寝坊アリ…と、まるでヤル気を感じない我がメンバー。
しかししかし、体育館に入るなり‘ピリッ’とした雰囲気に。
ベテランの部の皆さんの緊張感漂う本格的なウォーミングアップを目の当りにし
『綱引き』を運動会程度に甘く考えてたことを反省してしまいます。
ベテラン女子チームに手ほどき(厳しい…)を受けるものの、引きずり回され…振り回され…
もて遊ばれ… もう帰ろうかと思いました。
そんな思いはよそにプログラムは進行され、準備体操、ルールの説明を受けいよいよ試合開始。
予選は参加チーム総当りのリーグ戦。何をどうしたら良いものか分からないながらも、
見事2チーム共予選通過! (全敗でも予選通過!?)
いよいよ、決勝トーナメントです。子供たちの健気に戦う姿、ベテラン部の緊張感、女子のパワー・
迫力・美しさに触発された我々。
我が‘グリーンファイターズ’は苦戦しながらも決勝に駒を進めたものの、
‘ハヤシ Z’は健闘もむなしく準決勝で力尽きてしまいました。
笑顔がステキだった‘ハヤシ Z’の選手たち。試合中は笑顔でなくても良かったのではなかろうか。
さぁ決勝。
体力・若さに勝る相手が断然有利だろうとの記者席・大勢の観客の予想。
緊張感に包まれ静まり返る会場に、審判の大きな合図の声。
一気に入る力と力、微動だにしない綱、息を飲む観客、刻まれていく時間。
ジリジリ引かれる綱。上がりかける審判の右手。あ〜もうダメなのか…
その時だ。相手の一瞬の呼吸の乱れを感じとった監督からの大きな声 『今だ、引けぇ!』
敗れ去った‘ハヤシ Z’の思い、苦しい練習に耐えた日々、血マメだらけの両の手、流した涙。
みんなの力と心が1本になった綱…いや‘魂’は炎の如く、熱く、強く… ただ無心に引く、引く、
引く……
失いかけた意識のなか、大歓声、泣きじゃくる美人マネージャーの姿を目にし、初めて分かった…
「勝ったんだ…」と。
‘グリーンファイターズ’の見事な初優勝に、興奮冷めやらぬなか、セレモニーは表彰式へと。
選手同士、お互いの健闘を称えあい、ケガも無く無事に大会を終えることが出来ました。
大会終了後、バーベキュー大会を催していただきました。
連盟関係者の方々、子供たちも集い、先程まで死闘を繰り広げたのがウソのように和気あいあい
と、楽しい時間となりました。タケノコ・おにぎり・豚汁 おいしかったです。ごちそうさまでした!
なによりも気持ちが嬉しかったです。ありがとうございました。
こんな朗らかさとは裏腹に、厳しい経済状況の昨今。
しかし、高い技術力を誇り、高いパフォーマンスを持つ会員が集う
『北九州緑化協会』は皆様の愛情で『1本の綱』の如く絆を築き、支えあって行きさえすれば
この厳しい時世にも、きっと打ち勝っていけるものと思います。
みんなでがんばりましょう。
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朝日新聞平成22年1月25日朝刊の地域スポーツ欄。このほか各紙に掲載されました。 |
佐藤 睦彦 <株式会社 内山緑地建設> 花嫁募集中!
(10/02/15掲載)
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